職業と肩こり

 以下は、肩こりの多い業種です。
1)電話交換手
2)タイピスト、キーパンチャー
3)スーパーのレジ
4)手話の通訳
5)速記係
6)介護人、ヘルパー
7)仕分け作業員
8)ベルトコンベアーの作業員
  などです。これらに共通する仕事上の特徴は、
A)首を一定の姿勢に保った長時間労働
B)手や腕を常に浮かせた状態の仕事
C)肘から先をよく使う仕事
D)相手に合わせた動作が必要で、筋肉の緊張を頻回に変化させる必要がある
E)周りのペースに合わせて休み無く働く
F)自分のペースでできず、休みたいときに休めない

G)時間に追われて緊張が続く
H)達成結果が気になり緊張が続く
I)周囲の目が気になり、緊張が続く
 これらに当てはまる肩こりは治療が困難です。まずは机やいす、足場の高さを直したり、照明を明るくし、共同作業をする仲間とよい関係を築くなど、仕事環境を改善しましょう。仕事途中に休憩を入れたり、仕事速度を弛めたり、重いものを持たないようにするなど仕事の内容も見直しましょう。途中でストレッチをしたり、疲れを翌日に残さないため充分な睡眠をとり、筋肉の回復や耐久性の向上を図って下さい。これでダメなら、できるだけ早めに医師に相談し、アドバイスをもらいましょう。






肩のつくり  五十肩 | 肩こりと肩甲骨
|
肩こりに効く僧帽筋ストレッチ | 職業と肩こり