ウォーキングをしよう

 ウォーキングはいつでもどこでも誰にでも安全にできる運動です。最近は、中高年者を中心に愛好者が増え、運動靴姿で毎日てくてく歩いている方をよく見かけます。歩くことで血圧が下がったり、コレステロールや血糖値が下がり、生活習慣病の危険因子が軽減されます。また、全身の筋肉をほどよく使った無理のない運動なので、持久力の向上や筋力の増強にも役立ちます。たくさん歩けば減量につながります。そして、骨を強くしたり体の痛みも軽減します。"老化は脚から"と言いますが、どんどん歩いて、いつまでも若くいてください。


1)運動の強さ
 推定最大心拍数(220-年齢)の50〜70%程度の心拍数になる程度が適切と言われています。70歳なら、
(220-70)x0.6=90拍/分
です。「軽く汗ばむ程度」「少しきついと感じるくらい」になります。
2)時間
 20分(80〜100kcalの消費)を1単位で、最低2単位以上行いましょう。
3)回数
 週に半分以上は歩きましょう。

4)水分補給を
 脱水は健康の敵です。2単位以上歩くときは水分を持っていきましょう。
5)その他
 歩きやすい服装とスニーカーやウォーキングシューズなどで出かけましょう。また、初めて行う場合はいきなり上記の強さや時間、回数で歩く必要はありません。その半分くらいから始め、徐々に運動量を増やしていきましょう。

無酸素運動と不完全燃焼
 車を急加速するときアクセルをふかします。このとき、ガソリンがきれいに燃えず不完全燃焼をおこし、くさいニオイや一酸化炭素を発生します。これと同様に、人間の体も急激に動かしたり力を入れるときには素早くエネルギーを得るため不完全燃焼を起こします。これを無酸素運動と呼びます。短距離走、筋肉トレーニングなどが無酸素運動の代表です。無酸素運動では、糖分が酸素と二酸化炭素にきれいに分解されず乳酸など疲労の元になる物質に変換されるので少し続けただけでもすぐくたびれます。もちろん、これらの運動中も呼吸をしているので有酸素運動も一部関与しています。有酸素運動は継続的で効率のよい運動、つまり歩行など移動行為が代表です。しかし、歩き始めなど運動の立ち上げの時期には、無酸素運動も関与しています。このように、人も車と同様、必要に応じて流したり吹かしたりしながら活動をしているのです。

春です運動開始 主な運動の種類 ウォーキングをしよう・無酸素運動と不完全燃焼 
水中運動の勧め・運動を中止すべき症状