期待できる新薬

炎症を抑え骨破壊を回避する薬たちです。
1)レフルミド(アラバ)
免疫抑制薬(ピリミジン代謝阻害薬)の一種で、MTXと同等な効果が期待されています。MTXの効果が不良か、使えない場合に用いられる内服薬です。他剤と同様に間質性肺炎などの副作用に注意が必要です。
2)タクロリスム(プログラフ)
 日本で開発された免疫抑制剤で腎移植、肝移植などで用いられ、軟膏(プロトピック)はアトピー性皮膚炎の治療薬として使われています。リウマチには移植と比べて少量が使われるので比較的安全と言われています。まずは一般的な薬剤で治療し、効果が不良な場合、経口で使われます。

3)インフリキシマブ(レミケード)
 関節炎を起こす中心的な化学物質であるTNFαに対する抗体で、TNFαと結合しこれを不活化させる点滴薬です。
4)アダリムマブ(ヒュミュラ)&ゴリムマブ(シンポニー)
 皮下注射で使うTNFα抗体です。
5)エタネルセプト(エンブレル)
 これもTNFα、TNFβと結合し、その働きをそぐ皮下注射薬です。
6)トシリズマブ(アクテムラ)
 関節炎の原因物質であるIL-6(インターロイキン6)に結合し、その働きを抑える抗体です。点滴で使用します。
7)アバタセプト(オレンシア)
自分の関節を攻撃し壊すTリンパ球を抑える薬です。点滴で用います。






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