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目の構造と働き

涙腺から涙が常に結膜、角膜の表面へ流れ出ています。涙は鼻側の下眼瞼に裏側にある涙管から鼻へと排出されます。いわゆる"目から鼻へと抜ける"管です。結膜炎があったり、鼻づまりがあると、涙管がつまり、目ヤニや涙が出やすくなります。スッキリせず目から鼻へと抜けなくなった状態です。
 目が見えなくなるのは網膜の病気が有名で、糖尿病網膜症がその代表です。CCDが壊れた状態です。視力を失うのはそのほかに、水晶体などの光の通り道に問題があったり、角膜などが濁る場合もあります。視神経がやられ、ケーブルが断線した状態になることもあり、失明の原因は様々です。今回は、皆さんがよく遭遇する目の病気を紹介し、目の健康を守るヒントをまとめました。専門性が高い眼科の病気はできるだけ省き、内科医として日常よく見かける病気に絞っています。内科的治療が大切な病気もありますが、問題がある場合はきちんと眼科へ相談することが基本です。

 目の断面図を下に示しました。カメラの仕組みによく例えられますが、今風のデジカメに照らし合わせてみましょう。水晶体はレンズ、虹彩がしぼり、網膜がCCD、そして視神経がCCDからメモリーカードへつなぐケーブルです。水晶体は厚さを変えることによって光の屈折率を変化させ、網膜にピントの合った像を結びます。デジカメと大きく違う点は、目は2つあるので物体が立体的に見えることです。左右の目は強調して物体を追うため、万一片方の動きが悪くなると、物が二重に見えてしまいます。
 網膜は単なるフィルムやスクリーンというより、光を電子的刺激へ変えるCCDが適切です。ケーブルである視神経の先は脳へとつながっているので、網膜は脳の末梢とも言える神経組織のようなものです。
 これが目の構造と各部分の働きですが、デジカメは水に弱く水没したら壊れるのに比べ、目は乾燥に弱いため、いつも表面が涙の水分で潤っていなければなりません。このため、耳側の上瞼の奥にある






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