2)アルカリイオン水に塩を足す
 ポカリスエットは水分、糖分に加え塩分も摂れるので、脱水の時は便利です。しかし、点滴に比べて少し塩分が足りないので、ほんの少し塩を加えるとバランスの良い飲み物になります。ポカリスエット1リットルあたり塩を1gほどの比率で加えると良いでしょう。やや塩っ辛くなるので、ハチミツやシロップを加えるとお子さまでも飲みやすくなります。脱水の際は是非お試しください。

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しまうのでアルカリイオン水などが良いでしょう。こちらも大量に飲むと腸を刺激して下痢を誘発しますので、少しずつ飲ませてください。なお、大人の方や我慢強いお子さんは、点滴をすると胃腸に負担をかけずに水分や塩分を補充できるので、体が楽になります。食事も水分の多い消化の良いものが良いでしょう。お粥やうどんなどは水分、塩分が摂れ、しかも消化が良いので合理的な脱水時の食事です。


溶連菌感染症

 "ヨウレン菌が流行っている。"こんな話を、小さいお子さんをお持ちのお母さんはよく耳にするでしょう。ヨウレン菌はA群β血性鎖球といい、扁桃腺などを腫らす原因菌の代表です。猩紅熱や腎炎、リウマチ熱などを起こすことがあるため恐れられていますが、たいていの抗生物質が効くため、昔ほど怖い病原菌ではなくなりました。熱が出て、喉(のど)が真っ赤っかになったり、扁桃腺が腫れたら疑いがあります。喉の粘液を綿棒で拭って10分程度で検査する方法があるので、最近は簡単に診断できるようになりました。ヨウレン菌と診断されたら、しっかりと治療をしておく必要があります。また、ヨウレン菌感染が疑われたときも同様です。治療は古いタイプのペニシリン系抗生物質を10日〜2週間使うのが一般的でしたが、最近は殺菌力、扁桃などへの薬のしみとおりの良いセフェム系などの

新型抗生剤(セフゾン、フロモックスなど)を1週間程度使えば良いとされています。抗生剤を使うと2〜3日ですぐ良くなりますが、再発したり腎炎などの合併症を予防する意味で、一定期間きちんと薬を飲みきり、根絶やしにすることが大切です。兄弟など家庭内で、うつることがありますので、似たような症状があれば受診し、喉の検査を受けて下さい。
 なお、ヨウレン菌感染が明らかな場合は、治ってから一ヶ月後くらいに尿検査をしてタンパク尿や血尿が出ていないか確認することも大切です。

喉を見てみよう
 お子さんが喉を痛がったら覗いてみましょう。普段と比べてください。

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