排尿障害の諸症状

頻尿:尿の回数が多いこと
尿意切迫:普通、尿がゆっくり溜まり、ある程度までくると尿意を少しずつ感じます。尿意切迫は、急に抑えきれないような尿意をもよおすことで、我慢するのが困難な尿意です。
尿失禁:以下の2つが基本です。
 
切迫性尿失禁:尿意の切迫感が我慢しきれず、尿が漏れてしまうこと
 
腹圧性尿失禁:セキやクシャミ、歩行で足を着くときの衝撃などで尿が漏れてしまうこと。
尿滴下:尿がポタポタ垂れること。これも2つあります。
 
終末滴下:排尿の終わりにごろ、ポタポタと垂れること。
 
排尿後滴下:排尿が済んだと思った後に、ちょっと垂れてきてしまうこと。
尿勢低下:勢いよく尿がでないこと。
尿閉:尿が出ないこと。

膀胱不快感:膀胱がイライラすること。
膀胱痛:膀胱の痛み
残尿感:排尿が終わったのに、まだ残っている感じがすること。
排尿困難:排尿がうまくできないこと
腹圧排尿:腹筋を使わなければ尿を絞り出せないこと。
尿道痛:尿をするとき、その通り道や出口に痛みを感じること。
 これらを元に、自分の下部尿路症状評価する問診票を載せておきます。気になる方は、やってみてください。そして、該当する症状より、以下の様々な疾患や排尿に関する体のパーツの不具合があぶり出されてきます。尿路の症状は漠然と話さず、できるだけ具体的に医師に伝えてください。






主要下部尿路症状スコア(CLSS) 日本排尿機能学会のガイドラインより





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