旅行中の健康管理

 旅は気持ちを大きくしてしまい、つい羽目を外しがちです。次のことを気をつけ旅を楽しみ、帰宅後も元気で過ごして下さい。
1)食べ過ぎに注意する: 温泉旅館で夜は10品の会席料理、朝はバイキング、そしてお昼は現地のB級グルメと食べてばかりで3泊もすると帰宅後ベルトの穴が1つきつくなってしまいます。体重で言えば2kg、カロリーで毎日3000カロリーずつオーバーです。対策としては、バスや車に乗っているだけの旅ではなく、できるだけ歩く旅にすること、バイキングでも普段と同じか少し多めにとどめておくこと、お昼はソバなどカロリーの高くないものを食べることです。夜は難しいですが、ご飯(米)や余計なデザートを食べないことです。海外旅行も同様です。
2)怪しいものには手を出

さない: 旅行中は気が大きくなり、現地の珍しいものを口にしてしまいます。衛生管理が行き届いた暮らしをしている我々は、現地の人が食べても大丈夫な食べ物でもすぐお腹を壊してしまいます。大腸菌などに汚染された生水や果物、野菜その他で下痢してしまう人が後を絶ちません。
3)薬を忘れず持っていく: 普段服用してる薬は忘れずに携行してください。ただ、袋ごと全部持ってゆくと、そのまま置き忘れる危険があるので、必要な分と少し予備を持っていけば十分です。
4)旅行特有の状況に対応する: ぜん息や狭心症など発作がでる可能性のある疾患をお持ちの方は発作止めを、旅行中に不眠や便秘、船酔いを起こす方はそれに対応できる薬をお持ち下さい。

旅行と健康 | 乗り物と体調不良 | 海外渡航と予防接種
様々な気圧の変化に対応する
| 旅行中の健康管理