血圧治療の目標値

高血圧の治療方針が決まったら、どのくらいまで血圧を下げるべきかが問題になります。心血管系に対する高血圧のリスクを減らすためには、一般に図のような値まで下げるべきだとされています。若年者や中年者は将来のことを考え少し低めが望ましく、糖尿病患者さんや腎臓の悪い方は高血圧によるリスクが高いので、より低いところまで下げるべきであるとガイドラインは提唱しています。ここで、60才以上を高齢

と呼びますが、年齢に幅があり曖昧です。後期高齢者と呼ばれる75歳以上の方は元々臓器障害を持っている可能性が高く、余り下げすぎると大切な臓器が循環障害を起こすことがあるため、140/90mmHg未満にこだわらず、少し高めであっても良いでしょう。なお、生活習慣の改善で血圧が下がった方も、半年ごとには血圧の状態をチェックし、生活を含め見直していくことが大切です。



高血圧ガイドライン2004 日本人の特徴
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